<茶道部> 新人茶会
今回は、成蹊大学 茶道部の「新人茶会」に行ってまいりました。
成蹊大学 茶道部は、今年で60周年記念を迎える歴史ある部活で、今回のお茶会にも30年ほど前に卒業されたOBOGの方々が来られていて、古くから愛されている部活だと感じることができました。
お茶会には毎度、趣向というテーマのようなものがあり、この趣向に合わせて、使う道具の種類などを決めるそうです。
今回の新人茶会の趣向は、「亭主(お茶を点てる役割)も、半東(亭主のサポートをする役割)も1年生が務める」とのこと。実際に茶室に入り、お茶会に出席してみると、使われている茶碗の柄がひよこであったり、来ている着物の華やかな柄を見て、まさに趣向に合わせて細かい気配りがされているな、と感じることができました。1年生の初々しい振る舞いも相まって、穏やかな雰囲気を感じました。
毎年新人茶会には、OBOGの方々を始めとした、茶道部にゆかりのある方々が来られるそうです。イメージとしては、1年生のお披露目会といった様子でした。
普段なかなか触れ合う機会がない茶道を、洗練された雰囲気の中で体験でき、日本人として伝統文化の茶道に触れる事はとても良い経験であると感じました。
お茶会の後、部長を務める、文学部日本文学科3年の磯野円さんにインタビュー形式でお話を伺いました。
Q.茶道部を運営していて苦労したことは?
A.自分が既に出来ることを後輩に教えるのが難しいです。しかし、試行錯誤を繰り返し、上手く教えられた時は楽しさを感じます。そういうところが、部活を運営していく上で苦労でもあり楽しさをでもあると思います。
Q.茶道部に所属していて良かったな、と思うところは?
A.普段の生活では身に付かないような動きや言葉遣いを学べるところです。これからも部員一人一人にきちんとそれらを伝授して、より精度の高い部活にしたいと思っています。
↑着物を着ているのが、今回の主役である1年生
東京オリンピックが近づく中、茶道部へ行って茶道を体験するとこは、日本人として自分を奮い立たせる良い機会になるのでは?と思います!^^
次回のお茶会は欅祭でのお茶会。どなたでも参加できるお茶会だそうなので、ぜひこの機会に日本文化を体験して、癒されてみては??
インタビュー、記事: 成蹊大学 文化会本部 広報局員 杉山
<管弦楽団>サマーコンサート2018
6月30日土曜日、管弦楽団さんのサマーコンサートにお邪魔してきました!
場所は武蔵野文化会館、成蹊から徒歩10分ほどの近さです。
なんと、半年に1回の演奏を無料で聴くことが出来る貴重な機会でした!
開場は14:30でしたが、13:00にはすでに行列ができていました。毎年、OBの方々がたくさん来てくださるそうです。
今回の曲目は
交響曲第7(8)番 ロ短調 D759 「未完成」/F.シューベルト
の2曲です。演奏する曲は部員の投票で決めるそうですが、今回は前回(去年の12月のコンサート)と異なり、「穏やかで美しい曲」が選ばれました。
今回、バイオリンパートに所属する部員の方にお話を伺うことが出来ました。
「練習の中で先生に叱られることがあっても、本番で報われるので楽しいです。初めてこの曲をあわせたときはボロボロでしたが、2月から練習を重ねてまとめることが出来ました。」(音大の指揮者の先生に教わっているそうですよ)
今年度一年生は14人入部して全体が70人になったそうです。初心者も多く、大変だったそうですが、管弦楽団の楽しさを自信を持って語っていただきました。
部長さんによると今回の演奏は「パッション」
「部員の情熱が表れた演奏ができると思います!!」
次の定期演奏会は半年後の12月27日に開催されます。
入部、見学希望の方は管弦楽団さんのツイッター(@seikei_univ_orc)まで!
最後に、リハーサルの合間に取材を受けてくださった皆さん、ありがとうございました!!
広報局 坂本
<文芸倶楽部><部長インタビュー>「高校の昼休みのように、気を抜ける場を」
現在、成蹊大学文化会本部には四十以上の団体が所属しています。団体それぞれの歴史と部員の充実した学園生活への責任をもつ部長は、部活をどのように捉え、何を目指すのか。そんなことを我々文化会本部が聞いてまわる部長インタビュー、今回は文芸倶楽部です。